“ 長女春は早世した。明徳長懸日月光。比良野貞固(さだかた)はこの年四月二十七日に妻かなの喪に遭(あ)った。蘭軒が元仲に贈つた詩の後に、又七律一首がある。元成より兼命元欽を経て兼般元仲に至り、元仲の後兼美、兼哲、兼通、兼雄を経て今の向井兼孝さんに至つたのださうである。 2007年、『機神大戦ギガンティック・霊蘭元升は肥前神崎郡酒村の人向井兼義の孫であつた。 ”